はじめに
この記事はAnsible Advent Calendarの23日目の記事です。
今回は、Ansible(というか構成管理ツール全般)を知らない人向けにゆるくAnsibleを紹介してみたので、報告します。
12/17のKawasaki.rb+αでの発表です。
発表者の構成管理ツール歴
- Ansible
- 軽く2, 3回Playbookを作った程度
- 大勢にバラまくのはやったことない(2台くらい)
- Chef
- Chef系の本を買っていろいろ試したことはある
- けど、小さい規模で使うにはオーバースペック感、縛りがきつい環境で使うには政治が必要で、けっこうくじけた
- Chefがつらい人のためのAnsibleのはなし - ゆううきブログ もうちょっとシンプルに行けそう
聴講者の構成管理ツール歴
- 初見の人
- Chef使ったことある(聞いたことある)人
- Ansible使ったことある(聞いたことある)人
上から順に多かった。つまりChefはちょこっと知られてたけどそれ以外の人にはあんまりしられていない。
Ansibleはさらに知名度が低かった。(Chefを知ってる人に、どこでChefを知ったのかを聞くのは忘れた)
スライド
雑感
けっこうゆるふわな感じでまとめたのだけど、今まで手動(+シェルスクリプト)でやってた人からすると以下の点に関して好感触が得られたみたい。
- べきとう性を意識しなくてイイネという話
- 設定ファイルへの記述追加、サービスの制御などおまかせできる点で
- SSHが通るだけでOK(とPython2.4-)でイイネという話
また、Ansible使ったことある人の使用事例として、「毎日テストをする時間だけ起動しておきたいプロセスをPlaybookで用意して、時間になったら数十台のサーバに対して一気に送る」とかいう用途に使われている話も。
確かにこれも構成管理だよね。この発想はなかった。
これから
感触はよかったので、もうちょっとAnsibleを広めてみたい。
JDocみたいな感じで、playbookからドキュメント生成できるツールってないんだろうか…。(調査不足?)