あらすじ
詳細は主催者の @chezou さんのまとめから。
kawasaka.rb というコミュニティを知り、参加。
はじめて LT した!
流れ
- 今回予定されていた LT の 1 本が @chezou さんの「はじめて翻訳記事を書いたら300ブクマ超えた話」
- ブログ記事とソフトウェアのドキュメントの違いこそあれ、方向は大分近いかも
- 流れで 次枠の LT に入れてもらった
- スライドなど用意していなかったため、 自分のエントリ をもとにやったことと、困っていることを発表した
初めての LT だったので緊張したが、得るものがたくさんあった。
以下あまりまとまってない内容
当該記事の中で、自分が困っていると思った項目のうち、「原文はどうしよう?」というところに焦点を当てた。
困っている項目はこんな感じ。
- 意訳 or 直訳?
- 原文はどうしよう?
- 誰が、どこで、どう管理するか?
※ 「誰が、どこで、どう管理するか?」に関しては、プロジェクトの方針を決める人たちが「こうしたい」と決めたら、それを尊重するのが一番よいかと。
Jekyll ( jekyllrb.com
)の場合は「 本家では他言語のドキュメントは管理したくない 」という方針のため、日本語用リポジトリ jekyllrb.com.jp
で管理する。
ここで言う「原文はどうしよう?」には大きく 2 つの悩みがある。
- 原文の取り扱い
- 原文の更新にどう追従していくか
原文の取り扱い
原文(英語)を、まるっと置き換えてしまうと以下のような問題が発生する。
- 翻訳チェックのため、日本語訳と原文の対応関係を調べるのは 超面倒くさい (できなくはない)
- 原文のリポジトリに赴き
- 対象のファイルから
- 対応している文章を探し
- 原文と日本語訳を比較する
これに関しては、 @melborne さんの togglate - GitHub というライブラリを使えば解決できそうという結論に。
togglate
を使えば原文を <!--original
-->
で囲めば、翻訳と原文をポップアップ(またはトグル)で比較できるようになる。
ただし、個人的に使うにあたってちょっと思うところあり jekyllrb.com.jp - Issue #36 (まだ使いこなせていないだけの可能性もあるため要調査)
原文の更新にどう追従していくか
これが今抱えている最大の問題。
- 原文更新追従のため、日本語訳から原文の更新箇所を特定するのは 超面倒くさい (できなくはない)
- 原文のリポジトリに赴き
- 対象ファイルの diff を取り
- 更新箇所の差分を確認し
- 日本語訳の対応部分と比較し
- 原文の変化にあわせて日本語訳も書き換える
愚直にやろうと思えばできそうなんだけど、それは嫌だ。
さてこれを如何に楽にやるか。他のプロジェクトでどうやっているのか気になるところ。
ここがうまく自動化できれば、円滑に進められそうなんだけどなぁ。
……と、考えている間に togglate
がアップデートされました!
素晴らしいオープンソースプロジェクトにおける翻訳者たちの憂鬱とその緩和
togglate commentout
で更新への追従も自動化できそう!