[Solaris][備忘録]DAT装置の使い方 超簡易版(Solaris)
あらすじ
結局はtarコマンド+αなんだけど、どうもDAT装置とテープというデバイスが使い慣れないので操作方法をメモしておく。とりあえず
- 状態確認
- 何も考えずに書き込み
- 全部取り出し
くらい。
コマンド
使用するコマンドはmt(磁気テープの制御)とtar。まずはmt。
テープの状態表示
- -fオプションでテープデバイスの指定
- /dev/rmt/0はテープデバイスのパス
$ mt -f /dev/rmt/0 status
テープの巻き戻し
今回は使わなかった。
$ mt -f /dev/rmt/0 rewind
テープの取り出し
データの取り出しではなく、DAT装置からの取り出し。
$ mt -f /dev/rmt/0 offline
ここからtar。
- fオプションはtarファイル引数の指定。
- fを省略した場合は$TAPE(設定されている場合)
- $TAPEもない場合は/etc/default/tarを見に行く[1]
- vオプションはファイル名の出力
テープの内容を表示
- tオプションは指定されたtarファイルの内容一覧表示
$ tar tvf /dev/rmt/0
tオプションで表示される内容はこんな感じ。
$ tar tf test.tar
test/aaa.txt
...
vオプションと併用すると詳細に。
$ tar tvf openssl-xxx.tar
-rw-r--r-- 9/9 99999 3月 19日 22:22 2011年 test/aaa.txt
...
テープへ書き込み
- cオプションは作成
$ tar cvf /dev/rmt/0 FILE
テープ内データの取り出し
- xオプションはファイルの抽出、復元。テープに入ったデータがそのまま復元される
$ tar xvf /dev/rmt/0
テープに/tmp/AAA.tarが書き込まれている場合、上記コマンドを実行すると/tmp/下に復元する。
[1] 必ずf指定してたからこれは知らなかった